当社のハクビシン駆除とは、毒性の高い薬剤などを使わず、被害に遭われている建物からハクビシンを追い出す、または捕獲し、ハクビシンが再び家屋に侵入しないように、侵入口を封鎖・遮断することが基本となっています。ハクビシン駆除の施工流れは以下のようになります。
今回、施工をさせていただいたのは、埼玉県川島町の遠山記念館の邸宅です。川島町出身である日興證券(現SMBC日興証券)の創立者遠山元一(明治23年〜昭和47年)が幼少時に没落した生家の再興と母の安住の住まいとして昭和11年に竣工されたもので、当時の最高技術の大工、左官らに、全国から集めた、今日では手に入れることのできない材料をふんだんに用いて建てられました。(引用:遠山記念館Webサイト)
施工にあたり、特に気を遣った部分は文化財としての外観や機能を損なうこと無く、ハクビシンの侵入口を指定された資材を使用した閉鎖作業になります。施工前にはご担当者様と何度も打ち合わせ、確認をし、作業にあたりました。
ハクビシンが、侵入口としていた屋根の隙間部分。高さは約7cm程度。ハクビシンにとっては、十分に侵入可能な隙間となります。
ハクビシンの侵入口部分を、屋根の素材と同じ物で侵入口を塞いでいきます。この施工方法であれば、永続的にハクビシンの侵入を防ぐことが可能です。
ハクビシンが侵入口としていた瓦の隙間部分。
以前にハクビシン対策として、建築業者さんが金網を設置されたそうですが、効果もなくハクビシンに侵入されていました。
ハクビシン侵入防止対策で、金網やアルミパンチングはおススメしません。効果が薄く、ハクビシン侵入が再発する恐れがございます。
当社では、ハクビシンの侵入口部分にメタル素材を使用、屋根の形状に合わせて加工、取り付けを行い、ハクビシンの侵入を防止いたします。
床下の隙間がハクビシンの侵入口にされていました。家を増築した際にできた隙間だそうです。
配管部分にハクビシンの足跡が多くの残っているのを確認。頻繁にハクビシンが床下から出入りしているこことがうかがえます。
ハクビシンは、床下から家屋に潜り込み、壁と壁の間をつたって、天井に侵入することも多くあります。
ハクビシンの侵入口である床下の隙間をメタル素材を使用し塞ぎました。これで、ハクビシンの侵入を防止していきます。
ハクビシンの糞が写真のようにここまであると、天井が糞の重みで抜ける・壊れる危険性が高くなります。ハクビシンの糞の中には、色々な果樹・木の実などが多くみられます。ハクビシンが食べている物によりフンの臭いも様々です。
ハクビシンの糞の中に、大量のウジが発生していました。断熱材がしっかりしていた為に、糞の水
分や尿などが溜まりウジ発生の原因になっていました。
ハクビシンの糞により、天井の断熱材は再利用できない状態でしたので、糞・断熱材すべてを除去いたします。
※断熱材撤去後にお客様との相談の上、断熱材の設置工事もさせて頂きます。
ハクビシンの糞により発生した害虫(ダニ・ウジ・ハエ・ゴキブリ)等を消毒・消臭などを薬剤・薬品でコントロールし解消いたします。
写真は屋根裏から出たハクビシンの糞になります。 この事例では糞の量は70Lのごみ袋で4袋となりました。ハクビシンの糞の下の断熱材も一緒に撤去してしまいます。
ハクビシンの糞の量は、ハクビシンが潜んでいた期間と頭数によって違いがあります。弊社の実績の中で、過去最高の量は45Lのごみ袋で8袋となりました。
ハクビシンの糞の重さで天井が抜けてしまう事もあります。
ハクビシンの侵入により、糞や尿で使用できなくなった断熱材の交換を行います。
※断熱材の改修工事はお客様のご希望を伺ったうえで実施させていただいています。
ハクビシンの被害には、早めの対応が肝心です!
調査の結果、他の動物による被害や、ご契約に至らない場合でも料金はいただきません。
ハクビシンなど害獣に関してお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
ハクビシンの無料調査に関して、詳しくはコチラをご覧ください。
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