トコジラミの被害
トコジラミ(南京虫)被害事例
トコジラミは1回当たりの吸血量が多く、刺された人は発熱や不眠症、リンパ腺の腫れを引き起こす場合もあります。 吸血痕が2個並んで残る場合が多い。また、カメムシのような悪臭を発することも知られています。
トコジラミに刺された時の症状と治療
トコジラミに刺されてもすぐに症状は現れません。数分から数時間してその症状が現れ始めます。
刺された患部は、赤く腫れるまたは、ミミズ腫れのようになり、激しい痒みをともないます。赤い腫れ・ミミズ腫れは、トコジラミの唾液に含まれる物質に対するアレルギー反応です。刺された痕が、いくつか平行線状に並んでいるとトコジラミによる吸血の可能性は高と言えますが、蚊に刺された場合の痕と区別がつかなかったり、はっきりしないことも多くあります。トコジラミに刺されても半数近くの人は自覚がありません。
トコジラミに刺された場合、蚊に刺された痕よりも長く存在します。また、トコジラミに刺された痕は数日たって現れることもあります。
トコジラミに刺されると、皮膚の痒みだけでなく、人によっては不安、ストレス、不眠の原因になることがあります。また、トコジラミに刺された痕を掻きつぶしてしまい、感染症を引き起こしたり、傷痕が残ることもあります。
トコジラミに刺された場合、痒くても掻かずに、50度程度の温水を短時間 (10秒から1分程度) かけると症状が改善するようです。痒み止めの抗ヒスタミン剤を服用したり、ステロイドクリームで症状を改善しますが、あまりに酷い症状の場合は、皮膚科を受診されることをお勧めします。