ネズミ被害事例
ネズミが家や建物に棲みつく事によって、衛生面・経済面・精神面などさまざまな被害が起こり深刻化していきます。
衛生的被害
ネズミの排泄物や体についている寄生虫による感染症や皮膚炎、また直接的に噛まれてしまうなどという事を通して病原菌が媒介される被害などがあります。
ネズミにはダニ類(イエダニ・ヒメトゲダニ)、ノミ類(ヤマトネズミノミ・ケオブスネズミノミ )、シラミ類(イエネズミシラミ)などの外部寄生虫、条虫、回虫などの内部寄生虫などが寄生しています。
また、大腸菌やサルモネラ菌、レプトスピラ菌などの病原菌による深刻な感染症を引き起こすなどの被害も与えます。
経済的損害
ネズミの前歯は一生伸び続けます。伸びすぎを防ぐために本能的にネズミは硬い物をかじり歯を削る習性を持っています。鋭い歯で食品、日用雑貨や家具、壁、柱をかじり物品を破損させたり、電線ケーブル、電話線、ガス管などを噛み切ることによる、停電や火災、交通事故などの二次災害を引き起こすケースも多々あります。また、家の基礎・土台に穴をあけて侵入する事も少なくありません。
精神的障害
家屋にネズミが棲みつくことにより、夜中に天井を走り回る足音や糞尿の臭い、汚れ、足あとなどを通して、不安感からくるストレス、不眠など精神的な障害も与えます。