ハクビシンの駆除を依頼したいけれど、どのような流れでハクビシンを駆除・捕獲するのかよく分からない、という人も多いかもしれません。
駆除・捕獲の流れのうち、最初に取りかかるのが現地調査です。
害獣であるハクビシンを駆除・捕獲するためには、何はなくても現状の把握が大切です。
ハクビシンによる被害はどの程度なのか?ハクビシンが好みそうな侵入口は無いか?ハクビシンが巣にしそうな場所はあるか?など、家の隅々まで調査をします。
普段家屋内で生活していてよく見かけるけれど、巣がどこにあるのかわからない…といった状態は危険です。
ハクビシンはありとあらゆるところから屋内に侵入するため、気づいたときには屋根裏が手の施しようがない程やられていた、という結末を見る可能性もあるのです。
現地調査によってハクビシンが屋内に棲みついていることが分かった場合、専用の薬剤を散布してハクビシンを追い出か、罠を仕掛けて捕獲するなどの方法で駆除します。
糞尿や毛の清掃、消臭・殺菌による清潔の確保、ダニ、ノミなどの駆除も行い、ハクビシンが侵入する前の状態にできるだけ近づけます。
そして、ハクビシンが家にいない状態で現地調査時に見つけ出したハクビシンの侵入経路を絶てば、一通りの流れは完了です。
ハクビシンの侵入経路を経つ工程は、ハクビシンの駆除・捕獲で最も重要なポイントと言えるでしょう。
ハクビシンは一度侵入できた家にはまた戻ってこようとしますので、二度と入れないようにしっかりと覆わなければなりません。
たとえば、屋根の隙間なら7cmもあれば簡単に侵入されてしまいます。
屋根の隙間を塞ぐ時は、同じ屋根材を使用して隙間のないように完全に留めてしまえば、二度と侵入することはできないでしょう。
また、増築などで部屋を増やした際にありがちなのが、床下の隙間です。
ハクビシンが床下の隙間から入り込み、壁と壁の間を天井まで移動するというルートを提供してしまっているかもしれません。
ハクビシンの駆除・捕獲後は、床下の隙間もしっかりと塞ぎます。
ちなみに、ハクビシンの侵入対策を金網などで行う建築業者もいますが、ハクビシンにとってそれほど強固な物では無いため、あっさりと破られてしまうケースも多いようです。
ハクビシンの恐ろしさは実際に経験してみないと分からない部分も多く、どの程度の対策で十分になるのか分からないまま施工する建築業者もいるようです。
ハクビシンの駆除・捕獲なら、実績を重ねた信頼できる専門業者に依頼した方が安心です。