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ハクビシンの被害事例

ハクビシンの被害は田舎特有のものではない

ハクビシンのような害獣は道が舗装されていないような田舎にいるものだと考えている人もいますが、実は都心の住宅街やコンクリートの多い地域にでも頻繁に出没が確認されています。
このような油断がハクビシン被害の原因になることもあるのです。
ハクビシンがもたらす被害を予め知っておけば、もしもの時にハクビシンである可能性にいち早く思い当たることができるでしょう。
もちろん、被害の事例を知ることはその原因を知ることでもありますから、被害の防止にもつながります。
都会に住む人も油断せずに警戒してください。 ハクビシンの被害は田舎特有のものではない

ハクビシンの主な被害と事例

ハクビシンの被害として代表的なものが住宅被害です。
ハクビシンはトイレの場所を決めたら、ずっとそこで用を済ませる習性があるため、その重みで天井が腐ったり、ひどい場合は雨漏りのように垂れてきたということもあります。
10年以上もハクビシンの駆除をしなかった家の天井は変色しカビが発生しており、いつ天井が抜けてもおかしくないような状態にまでなっていました。
当然、糞尿によりひどい異臭も発生し、衛生面にも悪影響を及ぼします。
また、糞尿から害虫が発生します。
野生の動物には大抵何らかの雑菌を持っているため、健康に影響を与えることもあります。
また、夜行性のハクビシンは夜に天井裏を走り回るため騒音被害も大きく、子どもが生まれてしまった家庭では赤ちゃんの泣き声とバタバタと走り回る音に心労が絶えないようです。
さらに、農作業を生業としている人や家庭菜園を作っている人にとって、農作物を食い荒らすなどの被害も起こります。
ビニールハウスや防風ネットで対策をしていても、いくらでも侵入されてしまうため、こまめな点検が必要です。
雑食であるハクビシンは動物も食べます。
大事に飼っていた金魚や亀など小さなペットが食べられてしまうケースはたびたび報告されます。
哺乳類でも鶏に危害を加えた例もありますし、ハクビシンの持つ雑菌が犬や猫に悪影響を及ぼすことも考えられ、ペット被害も侮れないものとなっています。
このように、ハクビシンの被害事例を見ると放置が最も危険であることが分かってきます。
特に糞尿被害は年月の経過とともに悪化する傾向があります。
屋内への侵入が疑われたら真っ先に業者を呼んでください。
そのうちに出ていくだろう、という考えはもってのほかです。
家を守るため、自分の体を守るためには現時点でそれ以上の方法はないのです。 ハクビシンの主な被害と事例