ハクビシンの被害に遭ったことがないという人は、ハクビシンの危険性を知らないのではないでしょうか。
住宅街でも見かけるようになったハクビシンは、危険性がある害獣です。
ハクビシンの被害に遭ってからでは遅いため、危険性をしっかりと理解し、事前に対策をすることが重要になります。
ハクビシンの被害に遭うのは突然です。
以前は天然記念物と言われていたハクビシンですが、今では莫大に個体数が増えており、農作物を食害や、民家に住み着き糞害の被害に遭ったという人も少なくありません。
ハクビシンの被害は、沖縄県以外で多く発生しているため、住宅街でも油断しないようにしましょう。
傾向として、関東や東北でハクビシンの被害が多いです。
長い尾を持ち、鼻から頭頂部にかけて白い縦線が入っている生き物を見かけた場合は、ハクビシンなので、注意してください。
ハクビシンが人に与える被害はとても恐ろしいものです。
家庭菜園を楽しんでいる人が多くいますが、ハクビシン対策を行っていないと育てた野菜や果物といった作物を食害する危険性があります。
また、糞や寄生虫の被害に遭うことがあるのです。
民家の屋根裏や軒下にハクビシンが住み着くと、同じ場所に糞をする習性があるため、どんどん糞が溜まり異臭だけではなく、菌をまき散らすでしょう。
放っておくと、糞や尿が天井裏から部屋の壁まで染み出してしまい、リフォームをしなければならないほど家が痛んだという人も少なくありません。
屋根裏や部屋の壁を取り替えるだけではなく、畳や布団などにダニやノミが繁殖し、二次被害が発生したということも多いです。
ハクビシンは一度、住み着いた場所に定住します。
そのため、民家に一度住み着いてしまえば、中々出ていくことはありません。
対策をしていない民家は、いつ侵入されるかわからないため、被害に遭う前に対策をして、既に住処とされている場合はできるだけ早く駆除しましょう。
ハクビシンは危険性が高い生き物なので、自分で駆除しようとはせず、駆除業者に依頼することをおすすめします。
見た目は可愛らしいですが、とても恐ろしい生き物だということを知っておきましょう。